令和8年2月16日に、杉並区で地域活動を始めるための学びの場「すぎなみ地域大学」による「ひきこもりサポーター養成講座」を開催しました。
当講座は、ひきこもりという状態への理解を深めることで、地域での見守りや適切な声かけ、必要な時には支援窓口に適切につなげられるサポーターの育成を目的にしています。
講師は「ゆるりと杉並」業務管理者で、「OSDよりそいネットワーク」代表理事の馬場佳子です。
冒頭にすぎなみ地域大学の学長、金田一秀穂先生からご挨拶がありました。
ご自身の経験を踏まえたひきこもり状態にある方への共感的なお話や、人の話を聞くということがとても知的な行為であり、ひきこもり状態の方やご家族の気持ちを理解できるサポーターになってほしいという心のこもった内容でした。
講座の主な内容
〇地域に多くのひきこもり状態にある方がおられ、それが中高年などの全年齢にわたっている
〇80代の親と50代のひきこもり状態の子の「8050問題」について
〇厚生労働省から昨年公表された「ひきこもり支援ハンドブック」について
〇ひきこもり支援の対象者は、ひきこもっている期間に関係なく、社会的に孤立して生きづらさを抱えていること、生活上の困難や他者との交流が限定的であること
〇ひきこもり支援の目指す姿である「自律」へは、本人の意思を尊重した上で、その気持ちに伴走するサポートが求められていること
〇ひきこもり状態にある方が安心して過ごせる居場所が少しずつ広がること
〇いろいろな機会に参加することで成長と回復につながっていくこと
〇必ずしも公的な居場所だけでなく、街の中にも存在する本屋さんやお祭りのような、地域の方々による安心できる場所の大切さ
〇無理な関わりではなく、周りに味方がいて、みんなで少しずつ支えていくことの大切さ
〇デリケートな問題なので自然に関わること
その後の「話してみよう、考えてみよう」の小グループのワークショップでは、近くにいる人やご自身がひきこもっていたり、困っていると感じたことがありますか?というテーマで話し合いました。
受講生の皆さまの熱気や、その後の質疑応答はとても印象的でした。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

